情報科学実験II

担当: 菊地


エクセルによる記述統計

  1. ブラウザで保存

    ブラウザから、必要なデータを名前を付けて保存する。

  2. エクセルでデータファイルを開く

    1. ファイルのメニューから、開くを選択。

    2. ファイルの種類すべてのファイルにしてデータファイルをクリックして選択し、開くをクリック。

    3. テキストファイルウィザードで、カンマやタブなどで区切られたデータを指定し、次へをクリック。

    4. 区切り文字としてタブにチェックを入れて、完了をクリック。

  3. 開いたシートの上で分析を行う

    例えば、あいているセルをクリックし、

    =AVERAGE(B1:B100)

    と入力し、Enterをすると、セルB1〜B100に入力されている数値の算術平均が計算される。関数の入力は必ず半角で行い、"="からはじめること。

    この他の関数としては、

    =VAR(B1:B100)
    セルB1〜B100の分散を計算。
    =STDEV(B1:B100)
    セルB1〜B100の標準偏差を計算。=SQRT(VAR(B1:B100)でも計算できる。
    =CORREL(B1:B100, C1:C100)
    セルB1〜B100とC1〜C100のそれぞれのデータの相関係数を計算。

    などがある。

  4. エクセルのツールとして分析ツールを追加

    平均、分散などを求める関数は、分析ツールがなくても使用可能だが、ヒストグラムなどの作成には分析ツールが必要である。ツールのメニューの中に、分析ツールがない場合には、以下の操作を行う必要がある。一度組み込めば、次回の起動時からは自動的に組み込まれるため、この操作は必要ない。

    1. ツールのメニューのアドインを選択

    2. アドインとして、分析ツール分析ツール−VBA関数の二つにチェックを入れて、OKをクリック

  5. ツールのメニューの分析ツールを選択

  6. 分析ツールとして、ヒストグラムを選択し、OKをクリック

  7. ヒストグラムの作成

    ヒストグラム入力元入力範囲に、B1:B100を入力する。出力オプションとして、新規又は次のワークシートを選択し、グラフ作成にチェックを入れ、OKをクリックする。

    これで、新しいシートにヒストグラムが作成される。

  8. ヒストグラムの印刷

    グラフをクリックすると、その四隅と各辺の真中にに黒い小さなハンドルが表れる。これをドラッグし、グラフを適当な大きさに変更する。印刷の際には、グラフをクリックしておくと、グラフだけが印刷される。また、分析を行っていた元のシートに戻るには、ワークシートの下にあるシート見出しタブで切り替える。


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