SASOLEについて

本パッケージは、ご自由に使っていただいてかまいませんが、もし気に入られて継続的に使っていただける場合には、宛てにその旨メールしていただけると、今後の開発のモチベーションがあがります。また、決り文句ですが、本パッケージを利用して起こったいかなる不利益などに関して、作者は一切責任を負いません。なお、著作権などは、作者である菊地賢一にあります。


バージョン情報

概略

本パッケージは、Windows版のSASを利用している方で、PROGRAM EDITORのユーザーインターフェースにどうしても慣れることができない方のためのものである。Windows版のSASを利用されている方には、SASプログラムは他のエディタで作成し、SASではSUBMITだけを行っている方が多いと思う。このプログラムと秀丸マクロをインストールすることで、秀丸エディタで作成しているSASプログラムを直接SASにSUBMITすることができる。なお、SUBMITされるのは、通常は秀丸エディタで選択した部分であり、選択が行われていない場合にはファイルの内容のすべてがSUBMITされる。すなわち、SASのツールバーによるSUBMITと同じ機能となり、SASのPROGRAM EDITORのかわりのように、秀丸エディタを用いることが可能となる。

機能

秀丸エディタで作成したSASプログラムを秀丸エディタのマクロ機能を用いて、秀丸エディタからSASに直接SUBMITする。SUBMITする際には、SASのPROGRAM EDITORと同様に、選択が行われていればその部分のみがSUBMITされる。また、選択が行われていなければ、ファイルの内容のすべてがSUBMITされる。

配布ソフトウェア

なお、必要なソフトウェアは、インストール方法を参照。

インストール方法

  1. SASOLE.EXEのインストール

  2. SASOLE.MAC、SASDIR.MACの編集

    秀丸マクロSASOLE.MACSASDIR.MACの以下の行

    ========================================================
       runsync "C:\\Program Files\\SASOLE\\SASOLE.EXE";
    ========================================================
    
    を、SASOLE.EXEを秀丸エディタから実行できるように、SASOLE.EXEを置いた場所に合わせて編集する。なお、秀丸マクロでは、ディレクトリは\\と書く。

  3. SASOLE.MAC、SASDIR.MACのインストール

    SASOLE.MACを秀丸マクロを配置する場所に置く。通常は、Program Files\Hidemaruである。秀丸マクロは、秀丸エディタのメニュー、マクロ−マクロ登録で登録を行い、その他−動作環境−ウィンドウの中のツールバー詳細でツールバーに登録しておくと、ツールバーのボタンを押すだけでSASプログラムをSUBMITできる。

使用方法

  1. SASプログラムの選択

    秀丸エディタで作成しているSASプログラムのSUBMITすべき部分を、ドラッグするなどして選択する。

  2. 秀丸マクロSASOLE.MACの実行

    秀丸マクロSASOLE.MACを実行する。マクロの初回の実行時に、SASを起動してセッションを開始する。セッション開始時には、SASの作業ディレクトリを選択するダイアログが開くので、作業ディレクトリを指定する。なお、秀丸エディタの上で、SUBMITするプログラムが選択されていない場合には、ファイルの内容のすべてがSUBMITされる。

(注)SASの起動方法について

SASは、OLEオートメーションにより起動する必要があり、スタートメニューなどから起動されたSASのセッションには、SASプログラムをSUBMITできない。また、(他のアプリケーションからであっても)SASがOLEオートメーションによりすでに起動されている場合には、新たにSASは起動されずに、そのSASのセッションにSUBMITされる。

必要条件

仕様

TIPS